辻本憲三オーナーが黒澤明賞のプレゼンターに。セレモニーディナーで、ケンゾー エステイトのワインが振舞われました。
去る10月31日(火)、東京、日比谷の帝国ホテルにて、第36回東京国際映画祭、黒澤明賞の受賞者を表彰するセレモニーが開催され、今年は、審査委員長の山田洋次監督をはじめ檀ふみ氏、奈良橋陽子氏ら選考委員たちによる厳正な審査の結果、各国映画界から期待が寄せられている新たな若き才能に焦点が絞られ、ふたりの若手監督が受賞することとなりました。
ひとりは、初めての長編映画「春江水暖」が、いきなりカンヌ映画祭のクロージング作品に選ばれ、話題となった中国のグー・シャオガン監督。
ヒューマニズムあふれる人間観察と流麗なカメラワークによって、ひとつの大家族の姿を描き、その類まれなる才能が高く評価され、今後の世界の映画文化に大いに貢献できる逸材として、本年度の受賞が決まりました。
もうひとりは、「マルリナの明日」で、インドネシア映画のイメージを覆し、世界を驚かせたモーリー・スリヤ監督です。女性の監督でありながら、西部劇を思わせるようなワイルドなタッチで一人の女性を、シャープにパワフルに描いたこの作品は、米国や日本を含む世界14か国で劇場公開され、国際的に高く評価されたことから、今回の受賞に至ったのです。
当日の授賞式では、このふたりにトロフィーを授与するプレゼンターとして、カプコン創業者で現CEOであり、ケンゾー エステイトのワイナリーオーナーでもある辻本憲三氏が登壇。
辻本氏もかつて、自らの手で「ストリートファイター」を実写映画化した映画人のひとりであり、実は、東京国際映画祭から一時姿を消していた黒澤明賞を、昨年14年ぶりに復活させた立役者でもあって、黒澤明賞の復活以降、2年連続で、この舞台上でのプレゼンターを務めておられたのです。
そして、両監督の受賞コメントを経て、会場内のボルテージも最高潮に達し、場内が一体化する中、辻本氏のご発声により、ふたりの監督を祝福する乾杯が執り行われました。
乾杯のグラスには、華やかなお祝いの場に相応しく、ロゼスパークリングの「寿々」が用意され、場内からは歓喜の声が上がっていました。さらに、続く晩餐会では、引き続き、「あさつゆ」「紫鈴」、そして1ヴィンテージ限りのリリースとして話題を集めた幻の赤ワイン「深穏」までもが、この授賞式のために、特別に用意されました。
もちろん、ケンゾー エステイトのワインが、ご来場の皆様を魅了していたことは、もはや言うまでもありません。素晴らしい映画とエレガントなワイン、こんな組み合わせが、時には、とても穏やかなひとときへと誘ってくれるかもしれません。
今宵、ご自宅で、皆さんも、映画とワインの心を潤すマリアージュに酔いしれてみてはいかがでしょうか。
東京国際映画祭で振舞われたワインをこの機会にぜひお愉しみください。
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