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ナパ・ヴァレー便り―「あさつゆ」のボトリング、春の芽吹き

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ケンゾー エステイトのワイナリーより、冬から春にかけての様子が届きました。葡萄畑では恵みの大雪を経て芽吹きへ、ワイナリーでは「あさつゆ」のボトリングが行われたようです。

 

ケンゾー エステイト史上初の雪だるまが登場

今年のナパ・ヴァレーの冬は、近年になく寒い季節となりました。2月には記録的な大雪がケンゾー エステイトのあるマウント・ジョージに降り積もったのです。21年間、敷地内に住み葡萄畑を守り続けている畑の管理マネージャーも「これほどの積雪は見たことがない」と驚きの様子。ケンゾー エステイトへ向かう山道が積雪による通行止めで、ワイナリーをクローズしなければならない状況となり、お客様にご迷惑をかけてしまいました。
 
多くの方々が葡萄畑の状態を気にかけてくださいましたが、大丈夫です。休眠期の葡萄樹に雪や寒さの影響はなく、むしろ積雪は葡萄樹の根にたっぷりと水を与え、溶けた雪のおかげでケンゾー エステイト内の水源は豊かな水をたたえ、乾季となる夏への準備を完璧なものにしてくれました。

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カベルネ・ソーヴィニヨンの畑が一面の銀世界に。
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テイスティング棟前にはスタッフの足跡がくっきり。
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ケンゾー エステイト史上初の雪だるまが葡萄畑に登場。
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大雪の翌日には青空が戻り、雪だるまとともにお客様をお迎え。

 

いよいよ「あさつゆ 2022」のボトリング

冬の大きなイベントのひとつが「あさつゆ」のボトリング(瓶詰め)です。2022年の春の発芽にはじまり、開花、結実、そして9月に収穫された葡萄が、ステンレスタンクとオーク樽で数か月間の熟成の時を経て、今、「あさつゆ 2022」に生まれ変わりました。皆さまのご期待に添える大変優れたヴィンテージとなった「あさつゆ 2022」。夏には日本へお届けできる予定ですので、もう少々お待ちください。

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丁寧に手摘みされるソーヴィニヨン・ブランの葡萄。
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ワイナリーに運ばれたら醸造チームの出番。
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優しくプレスされたソーヴィニヨン・ブランのジュース。
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数か月の熟成とブレンディングを経て、ついにボトリングへ。
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大事に育て上げた2022年の「あさつゆ」を、慈しむように手に取るワインメーカーのマーク。

2023ヴィンテージがスタート

厳しい寒さが続いたナパ・ヴァレーですが、4月も中旬となり春本番の暖かさに。「紫」の主な品種であるメルロの葡萄樹が新芽の芽吹きを始めました。カリフォルニアの州花であるオレンジのカリフォルニアポピーも咲き始め、葡萄畑に彩を添えています。2023ヴィンテージの始まりです。

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「紫鈴」や「紫」に使われるメルロの新芽。
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カリフォルニアの州花が咲くケンゾー エステイトの春の風景。

 
こちらの動画では、先日撮影したケンゾー エステイトの春の様子をご覧いただけます。
 

 
 
夏休みなどのご旅行の候補地に、ナパ・ヴァレー、そしてケンゾー エステイトでのワインテイスティングを加えてみてはいかがでしょう。美しい葡萄畑とナパ・ヴァレーの青空を眺めながら、ゆったりと楽しむワインは格別です。極上の休日を味わいに、ぜひご訪問ください。お待ちしています。
 


ケンゾー エステイトのワイナリーではツアーを実施しています。ツアー内容やご予約など、詳しくは下記よりご覧いただけます。

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